行ってきた
*【TRAVEL】
クラブツーリズムのツアーで、美術館巡りをしてきた。ここの美術館巡りのツアーは時々マニアックな場所に行くこともあるので(知っている人は知っているだけど、アクセス悪しとか)、時々利用させてもらっている。
1日目:新幹線・在来線利用で流政之美術館へ。お名前を存じ上げなかったのだが、日本アカデミー賞のトロフィーは彼の作品だそうだ。美術館にも、トロフィーがあるので、持たせてもらうことが出来る。ずっしりとした重さ。館内は撮影禁止なのだが、骨董と彼の作品が展示してあり、雰囲気が良い。素敵な内装で思わずシャッターを押しそうになり、たしなめられた。申し訳ない。暖炉や茶室もあって、いい感じ。庭も瀬戸内の多島美を満喫できる気持ちいい場所だった。イサムノグチ記念館に行った時も感じたけれど、時間の流れが違うような…零戦のプロペラの一部が展示されてあって、元零戦パイロットとのことで、いろんな思いがあるのだろうな。
さて、この美術館に行く途中に「歯アート美術館」の看板が目に留まった。いろんな意味で興味をそそられるw。なぜ、こんな場所に?アクセスがいいと言えない場所だと思うけれども…
次に丸亀市猪熊源一郎現代美術館へ。企画展でやっていたインスタレーション作品は、うーんコロナ化でオンラインでおもてなしをする側とされる側での映像を見せていたんだけども、イベントとしては面白いけれど、現代アートって難しい。沖縄で観たインスタレーションもそうだけど、気持ちがざわつく。心が動かされるとかいう感じではなかった。難しいな。
2日目:大三島へ。念願かねって、ようやく来れた今治市伊東豊雄建築ミュージアム。クールな建物。自邸を再現したシルバーハットから眺める瀬戸内の景色は最高。こんなクールな建物で日常生活を送るってどんな感じなのだろう。プライベート空間というよりもオープンハウスみたいな感じ。館内には、伊藤氏の手書きの構想やデザイン図がいたるところに展示していて、見ごたえがあった。出来れば、全部読みたかった。
学芸員の方の説明も興味深かった。周辺にあるところミュージアムや岩田健母と子のミュージアムも一緒に回りたかったなぁ。こんなツアーがあればぜひ参加したいものだ。
その後、生口島へ。平山郁夫美術館へ。幼少期の絵日記や作品も展示してあるのだけど、デッサンが正確なので、びっくり。ここも撮影できるのだけど、画像に残すよりも、実際に観た方が絶対よいよなぁ。
それから耕三寺。映えるスポットとして有名な「未来心の丘」 もうね、ギリシャ気分が味わえるらしいよ。彫刻って難しいよね。ちょっと高低差がありすぎ。
生口島のお土産物屋で買った、はっさくが実が詰まっていて美味しかった!さすが柑橘の島だわ。もっと買えばよかったけど、重すぎて無理だわ。今治のホテルの朝食で出された「はれひめ」だったかなぁ、あれも美味しかったなぁ。大三島の道の駅でも、こちらでは聞いたことのない品種が売られていて、試食が出来ないのが残念(笑)どれも美味しそうなんだもの。
知らないところを旅するのは楽しいなぁと、しみじみ思ったのだった。