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観てきた

*【MUSEUM】大阪中之島美術館  展覧会 岡本太郎

nakka-art.jp

 

ようやく大阪中之島美術館へ行ってきた。大阪国際美術館もそうだけど、福島駅から歩くべきか、梅田駅から歩くべきか悩むところ。この暑さなので、地下道を歩く選択をしたわけだけが、道を間違えて、全然知らないところに出る。また、梅田駅に戻って、ようやく中之島へ出る始末。大阪は怖いところだ。スタイリッシュな建物だ。橋元市長時代に、美術館不要なんて話もあったので、ようやく出来たのかって感慨深い。でも、中之島に作るわけ?兵庫県美術館も海のそばですが…本当に(南海トラフ地震が来ても)大丈夫なのかなぁと心配。




さて、岡本太郎の回顧展。もう、エネルギッシュの一言に尽きる。若いころにいろんなアーティストに影響を受けた時期から、岡本太郎らしい作品と言われるものが確立されていく過程が面白かった。民俗学に影響を受けた時期からの作品は、私は個人的に好きだ。土俗的で、朗らかで、おどろおどろしい感じもある。完成作(と他人から思われている)に上書きしちゃっているし、何か情熱に突き動かされている感じがすごい純粋に作品を作っている感じがする。

 

70年代にテレビに出過ぎて、イタイ人扱いされているのが、子供心になんか切ないなぁと思ったりしたことがあったけど、どこ吹く風なんだろうなあ。後々エッセイを読むと、繊細で芸術に関する突き詰める姿勢が意外と論理的に語っているので、ギャップに驚いた記憶がある。

 

「グラスの底に顔があったっていいじゃないか」ってセリフがリアルに思い出された。誰もダメって言ってないけども…あのグラス欲しいなぁ。東レのTARO鯉も久しぶりに見ることができて、楽しかった。暑気払いに岡本太郎はうってつけです。

 

TARO Tシャツが欲しいデザインが売り切れで残念。欲しいグッズは軒並み完売でした…しかも、結構お高い。ミュージアムグッズはありがちだけどね。

 

阿部サダヲの音声ガイドはお勧めです!TAROMANを事前に観ると、作品の親近感が高まるかも。

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