観てきた
*【美術館】奈義町現代美術館
行きたいと思っていたけれど、アクセスが悪くて、なかなか行けなかった美術館。クラブツーリズムでツアーを募集していたので、参加した。大阪に8:00集合はきつかった…バスに乗ること3時間半。JRを利用しても同じくらいの時間が掛かったはず。
今年は25周年。今でこそ、あちこちにある現代美術館の先駆けだそうです。突飛な建物なのに、町に馴染んで違和感がないのがかっこいい。ここ、常設展示作品が建物そのものって言ったらいいんでしょうか。円筒型の建物は荒川修作+マドリン・ギンズ「太陽」その左側の細いシルエットの建物が岡崎和郎「月」平屋の建物の中に宮脇愛子の「大地」があります。「月」は、三日月のイメージでしょうか。面白すぎて、写真を目いっぱい撮ってはみたものの、伝えきれない感じがもどかしい。一回は、足を運んで体感すべき。
「大地」は、ワイヤと水面を眺めると、全然飽きない。不思議。
学芸員の方の説明では、四季折々の表情が違ってくるとか。この地は雪も積もるぐらい寒いところで、雨や雪でも違ってくるのだとか。それを知っているのは地元の方の特権だなぁ。
当日はイベントがあるそうで、屋台の準備とかしてました。
家族連れが芝生でお弁当を食べているのが、ほほえましい。下の写真は一番観たかった(確認したかった)「太陽」です。竜安寺の石庭がこんな解釈になるのか!柵らしきものは、鉄棒です。目が回りそう。シーソーも!
一度見学して戻ったら、誰一人いなくて、独り占めできた。シーソーに乗って写真を撮ってみたり、鉄棒に寄りかかって眺めてみたり。楽しかったー。でも、円形なので、不安定で眩暈がするので要注意。
あと、2階が奈義町図書館です。写真撮影不可なので、撮っていませんが、こじんまりとした、すんごい眺めが良い、開放的な図書館。この町の図書館に通えたら、どんなに楽しいだろうか。
あと、特別展のパチンコ玉で作られたピラミッドがなかなかでした。
藤原勇輝のインスタレーション作品。15万個ですって。気が遠くなる
何回も足しげく通えるような場所にないのが残念だけど、だからこそ、このたたずまいが維持されているのかも。
公式サイトを久しぶりに見たら、前は手作り感というか素人感が出ていたのに随分お洒落になっていたので、びっくりしました。