行ってきた
*【TRAVEL】
9/13 ひろしま美術館
広島の中心地にあるのに、緑多くて、落ち着く。ポーラ美術館との印象派特別展よかったなぁ。ここ、写真撮影OKの作品があるのに、びっくりです。しかし、私の腕では美しく撮ることができないのでした。
がっかり。ゴッホのドービニーの庭の詳細な解説展示が面白かった。
とにかく、展示が見やすかった。ストレスフリーでした。
カフェのランチも彩りが美しくておいしかった。意外と美術館併設のカフェって…のところが多いと思うけど、ここは眺めも良いし、素敵。
ひろしま美術館から歩くこと15分ぐらいで到着。
常設展のみ鑑賞。ここは、ダリの「ヴィーナスの夢」を観ることができる。日本にあったのかー。常設展の入り口すぐに展示してありましたよ。出し惜しみしないのね。いやぁ、これだけでも、来たかいがあったなって思いました。あと、広島在住の作家の作品も、原爆をテーマに描いたものがあって、その思いが観る側にも伝わってきた。悲惨とか壮絶とか形容する言葉もあるけど、悲しさとか悔しさとか絶望とかそんな思いを感じました。最後はやはり平山郁夫で締めてました。
さて、今回のお目当ては中秋の満月を見に行くこと。満月を美しく見るために設計された美術館に行くこと。広島市から高速バスに揺られて三次市へ。「ワイン・アートパック」という少しお得なチケットをバスセンターで買ったんだけど、「今から(15:00頃)だと美術館閉まってしまいますよ」と窓口のお姉さんに言われてしまった。満月は21時まで開いていることは、あまり知られていないのか。
実際行ってみると、ワイナリーは美術館の近所にあったり、道の駅が美術館の隣にあったりで、もっと三次で時間を取っても良かったかなぁーと反省。「辻村寿三郎人形館」も観たかったなぁ。「もののけミュージアム」ってのもあるらしい。意外と良いところっぽい(失礼)
奥田元宋・小由女美術館
特別展は「ヒグチユウコ展 CIRCUS」この緻密な線が正直苦手だったので、神戸でも巡回していたけど、まさか三次で見ることになるなんて。この緻密な線がシュールで耽美で退廃的な雰囲気を醸し出しているのかなぁ。絵本のストーリーも良かったし、ボスの「愉楽の園」をモチーフにした作品も面白かった。
あと、常設展。スペースがあまり広くなかったのだけど、もっと作品を観たかった。元宋の赤と言われるだけあるなぁーと。小由女の人形は、私にはあまり興味をそそられるものではなかった。
19時ぐらいからロビーコンサートが開催されるので、その時間は撮影禁止。わさわさと人が集まってきて、撮影会が始まった。撮るの大変。コンサート終了後に撮影したら良いのだけど、それを待っていると高速バスの最終に間に合わないので、少し明るめの満月を眺めて広島市に戻る。
美術館から三次駅に行くバスが終わっているため、受付の人にタクシー会社の電話番号を尋ねたら、予約をしてくださった。助かるわー。
ちなみにロビーコンサートは無料で聞くことができるらしい。美術館の展示を観ずに、これだけというか満月を見るだけなら無料ってこと。
ほんとは、水面に映る満月も撮りたかったけど、人が多すぎて無理でした。残念。
続く