なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

山本健太郎 文房具図鑑 いろは出版

サブタイトルが「その文具のいい所から悪い所まで最強解説」
文房具特集はさして珍しくないけれど、この本が他と違うのは、仕事ではなくw、小学生が趣味というのか?夏休みの宿題として
(ただ、1年間も製作日数が掛かっているので自由課題になるのか?)提出されたもの。
文房具に対する熱量が半端なく伝わってくる。途中で飽きたのか、意味不明なページがあるのもご愛嬌。カテゴライズされているものもあるし、ごった煮的なものもある。ひたすら「好き」が昂じて作った感じがいい。
課題として提出された作品がこうやって書籍化されたいきさつが、イマドキだ。とはいえ、出版社の編集者も各文具メーカーにコメントを取るなんてことも、この図鑑の熱量に感じることがあったのだろうなぁと思う。
そうなんだか、忘れていたときめきを思い出させてくれるものがこの図鑑にはあるのだ。なんかトトロ的な。