なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

奥田英朗 ガール 講談社

ガール

ガール

20代の女性の社会人とかには受けるかもしれない。この短編集に出てくるヒロイン達はそれぞれの悩みを抱えているけれど、職場待遇はかなりいいような気がする。出てくる人たちも揃って、性差なく公平な目線で部下や同僚を見ているようで、理解してくれる人たちがいるって時点で随分働きやすいよねーと羨ましく思いつつ読んだ。
もしかしたら、著者は3時にはガール達におやつを差し入れる上司だったのかもしれない。