なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

PROMISE

2005年 中国 時間:124分 配給:ワーナー・ブラザース映画 
監督:チェン・カイコー 出演:真田広之/チャン・ドンゴン/セシリア・チャン/ニコラス・ツェー

三宮東映プラザにて鑑賞

中国の建物って外見は装飾が豪華だからさぞかし内部も立派だろうと思いきや、何じゃこれってのが結構あるんだけど、この映画もそんな印象だった。予告編のほうが良かったよorz...
「傾城」という名のヒロインをセシリア・チャンを演じているわけですが、ルックスからして説得力がないのが残念。なんかもうフェロモンむんむんの妖艶な女優が大陸にいないのか、断られたのかわからないけれど、何とかならなかったのかなぁ。
真田広之チャン・ドンゴンは、どうしてこの仕事を引き受けちゃったのかなぁ(笑)ドンちゃんの扱いが酷すぎて、半笑いで観ながら、これはないやろーと同情してしまった。で、あんた奴隷の分際で口の利き方を知らないのねーとか思ったが、ストーリーそのものがあってないようなものなので、没問題か。この2人が明らかにこの作品で浮き上がっているのはどうしてなんだろうか、と観ながらずっと考えていた。この2人だけ、人間くさいからだ!と気づいたよ。真田広之演じる大将軍って隙だらけじゃんって思っていたけど、最後の最後でその言動に納得できて、こんなに薄い話なのによくぞここまで役作りができるねーなんて思ったけど、なんか仇になっちゃったような気がする。そんなわけで、無機質なニコラス・ツェーがえらく映えていたんだなぁ。どんぴしゃです。
いっその事、ニコラス・ツェー演じる白侯爵視点でストーリーを作れば良かったのに!

中国人の美女や美意識の認識の違いについて、戸惑ってしまう(爆)女優が違う人だったら、もっと違う感想になったかもしれない。この映画に日本人や韓国人を起用する意味があったのか?大人の事情ってヤツですかね。

一番好きなシーンは凧揚げです。美しいです。笑っちゃうぐらいに!