なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

[覚書]眼瞼下垂症の手術を受けるまで2

診察

診察前に問診票の記入。
いろんな症状が列記され、あてはまるものを記入する方法。
「まぶたが重い」「目が疲れる」「目が痛い」の3項目を選択。
あとは、眼瞼下垂のチェックリストに該当箇所にチェック。
問診では、コンタクトレンズ装用歴とスポイトの継続使用の確認。
それから、角膜反射等の検査を受けて、再度問診。
写真に写った私の瞼の腱膜は、素人でもヨレヨレ具合がわかるほど。
「治療方法は手術です」とのことで、そこから両目を一度に施術するか、時間をおいて施術するか。
との話になった。
「朝は意識しないと瞼を開けられないし、夜は瞬きすると瞼が開けにくいこともあったり、痙攣することも
あるので、一刻も早く楽になりたい」と訴えたところ、
「朝は、寝ていると血流が下がって、むくむせいもあって、開けにくいことがある。瞼の痙攣は、
瞼が疲れ切っていることの信号を送っているのだから、休ませてあげないと」と諭される。
私は自分で自身の肉体を酷使していたんだなぁと、さらに反省。
自分がブラック企業じゃないかー。
「すごく、目がショボショボしているねー。手術の後にドライアイが酷くなる可能性があるから、
目薬を出しておくので、細胞を育てておきましょう」とのこと。
私の右目は、涙が乾くスピードが速いらしい。
「外出したら、すごく疲れませんか?」
それって、ドライアイが原因だったのか。他の人は疲れないの?愕然とした。
「ついでに、涙点プラグを入れようか」
「それは様子見てからでいいでしょうか」心の準備が出来てない。
手術の日程は「年内は28日で、年明けは…」の医師の言葉に食い気味に
「年内にお願いします。休みの間にしてしまいたいです」とお願いした。
術後3日で出勤している人もいらっしゃるようだけど、
長年の経験で、簡単な血液検査でも内出血が出るので、生々しい傷跡をさらすのは
抵抗があったから、後にこれは正解だったとわかる。

あとは、手術の内容と術後の過ごし方等の説明を受けた。
コンタクトレンズの装用については、
「抜糸までは避けてほしいな。どうしても仕事で必要なら術後4日目から」
やっぱり、年末年始の間で手術をしてもらうことにしてよかった。
「両目の手術したら、両目にガーゼを張るんですか?」
「両目にガーゼ張ったら、歩けないよねー。比較的、晴れてないほうはガーゼを着けないから」
と言われた。ちょっとバカな質問だとは思ったけど、
参考にさせていただいたブログに両目ガーゼで帰宅したって記述があって、気になっていたんだもの。

というわけで、ドライアイ用目薬として、
ジクアス点眼液3%
ヒアルロン酸点眼液0.1%を処方された。

術日まで、結構頑張って点眼したけど、効果が出たのかどうか。

そして、抜糸の日は1/8に決まった。
そんなわけで、ちょうど年末年始の休暇中はダウンタイムとなった。
抜糸まで12日は長いけど、こればっかりは仕方ない。

術前までの準備

まずは、氷嚢と清拭用コットンの購入。あとは、サングラス。
コンパクト ハンディ 氷のう アイス&ウォームバッグ (広口タイプ) 350ml 6705
ふきとりアイコットン 約4cm×5.5cm 40包入(2枚パック)
Zoff(ゾフ) 丸みのあるシェイプのカジュアルサングラス
それから、加入している生命保険に手術給付金の対象になるか確認。
加入して初めて給付金を申請する。眼瞼下垂症が対象になっていることも規約を読んで初めて知った。
助かるなぁー。
職場の人たちに、手術を受けることの告知。
明らかに整形顔になるのはわかっていたので、「お見苦しいとは思いますが、気にするな」
と事前に言っておく。
下世話な人が多いので、思い切り食いつかれた。
眼瞼下垂症を辛さをみんなに知ってもらいたいよー。ただ、たるんだ瞼を二重にするんじゃない。
これに限ったことではないんだけど、人の痛みとか悲しみとかは推し量れるものではないけれど、
少しは考えられるような人になろう、とつくづく思った。
体の不具合だって、どこか1か所が悪ければ、全体に影響を及ぼすということを、身に染みて思ったし、
いろんな勉強をさせてもらった。
来年は思いやれる人になりたい。すぐに忘れるかもしれないけど。

どうでもいいけど、目がショボショボするっていう表現って、やっぱりこれしか相応しい表現がないのかな。
何でこれだけオトマトペなんだろう。