なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

真夜中の弥次さん喜多さん

2005年 日本 時間:124分 配給:アスミック・エース
監督:宮藤官九郎 出演:長瀬智也/中村七之助 他
原作:

合本 真夜中の弥次さん喜多さん

合本 真夜中の弥次さん喜多さん

シネリーブル神戸で鑑賞

この原作を映画化するなんて、正直無理違うのん?と思っていたけど、蓋を開けてみれば、このコラボは上出来じゃないの!もう少し闇の部分も欲しいけれど、そこはそれ「クドカン・ワールド」ってことで(笑)
喜多さん役の七之助がべらぼうに上手かった。彼は喜多さんになるために生まれてきたような人だ。弥次さん役の長瀬智也が全て一本調子でまくしたてるだけだったのが、残念だけど。七之助の巧みなリードが随所に光ってますよ。それにどこいても、上手くはまっているのよ。昼休みのOLなんてあんなのいるって。
クドカン繫がりでいろんなキャストが楽しめるのが、この作品の魅力の1つ。役者に比べて、お笑い系が面白くなかったのはどうしてなんだ?柄本祐の呑呑は可愛かったよー。サダヲといても、引いてなかったし。やっぱり、竹内力がキタ!古田新太がキタ!松尾スズキがキタ!荒川良々がキターッ!ってな具合に喜んでしまった。良々マニアにはこたえられへん。もう、良々がいっぱいで満足だ。なんで、良々って、いるだけで面白いんだろう。あと、麻生久美子がちょいとエロっぽかったです。あーと、勘九郎にあんな格好をさせるなんて楽しすぎます。

大人計画」の芝居が観たくなってきちゃったよー!何だか癖になっちゃうんだよなぁ。