なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

京都に行ってきた

*【TRAVEL】

10月22日まで泉屋博古館で木島櫻谷 四季の金屏風展を開催、23日から福田美術館と嵯峨嵐山文華館で木島櫻谷究めて魅せた「おうこくさん」が開催と聞いて、これはもう「おうこく祭り」ではないか。ってことで、京都へ行ってきた。とはいえ、私が、木島櫻谷の名前を知ったのは、つい2年前のことである。それが、こんな機会に巡り合うなんて、関西に住んでいてよかったなーとしみじみ思う。

10月22日 JR京都駅着 ホテルへ荷物を送ってもらう手配をして、市バスでまずは泉屋博子古館へ。バスに乗っているときから観光気分である。というか、いまだに京都の地理を理解していないから新鮮な気持ちでバスに乗れるw。そして、泉屋博古館は初めて行く美術館!前から行きたかったけど、ようやく時が来た。

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泉屋博古館は坂を上った閑静な住宅地の中にある。規模は大きくはないけれど、私としてはちょうど良い広さだと思える。展覧会を回るときに大作バンバンあると疲れるじゃない。後、観た作品を忘れがちなので(私だけかも)。

にしても、金屏風ってのがねぇ、さすが住友家だわ。収集じゃなくて、四季の金屏風を注文して作ってもらうって素敵すぎる。

sen-oku.or.jp

 

幸先いいなぁと感動しながら、次に向かったのは、リニューアルした京都市京セラ美術館。建物全部を見たいので、特別展も回ったけれど、ちょっとピンと来るものがなかった…

建物ですが、明るすぎる気がする。随分広くなったけれど、前述の理由で私は小ぶりな建物が好きなので、リニューアル前の方が好きかも。でも、古い建物を維持することは大変なことだから、それを最大限に生かした今の建物も価値のあるものだろう。

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kyotocity-kyocera.museum



地下鉄東山駅近くで美味しい天ぷら定食をいただき(結構がっつりだった!)、並河靖之七宝記念館へ。以前観た超絶技巧の作品を観られるかなと思いきや、こちらは旧住居で作品は置いてなくて、少しがっかり。落ち着いた住居で疎水を引いた池があって、贅沢な庭造りをされている。美意識がさすがです。帰り際に台所も是非見るようにと案内された。後にいった櫻谷文庫でも台所を見るようにと案内されたけれど、何故なのかしら。昭和初期の名残があるから?

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http://www8.plala.or.jp/nayspo/index.html


今日の美術館巡りは終了。地下鉄と嵐電を乗り継いで、嵐山へ。嵐山のホテルはほぼ満員で、ようやく取れたビジネスホテルに到着。嵐山にビジネスホテルがあるのが不思議。そこに荷物を置いて、妙心寺塔頭、東林院の「梵燈のあかりに親しむ会」に出かける。妙心寺の広大な境内で迷子になり、明かりがないので真っ暗だし、帰ろうかとも思ったが、何とかたどりつく。静かな空気の中で、明かりを眺めると落ち着く。みなさん、癒されたいのかも。

www.myoshinji.or.jp

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嵐山に戻って、小腹が空いたと思ったけれど、話に聞いた通り、嵐山の夜は早かった…。ローソンの明かりに引き寄せられ、パンを買ったのだった。つか、デリ系ほぼ完売だった…お昼にがっつり食べておいてよかった。でも、湯豆腐食べたかった…

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続く