なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

靴に恋する人魚

2005年 台湾 時間:95分 配給:IMX
監督:ロビン・リー 出演:ビビアン・スー/ダンカン・チョウ他

KAVCにて鑑賞

終わってみて、よく出来たタイトルだなぁーと思った。いろんな童話や寓話のエッセンスが入っていて、小道具も衣装もキッチュな可愛らしさ満載で面白い。なんか新しいんだか古いんだかよくわからない不思議な雰囲気。ヒロインのトドの仕事風景なんて何十年前のスタイルなんだ?と思うけど、オフィスにはパソコンが導入されているし。
ヒロインを演じるビビアン・スーが初々しい可愛らしさでよいなぁとは思うけど、作りこんだセットの中で登場人物までも感情が入っていない印象。あくまでも、絵本の中の1つのパーツみたい。ストーリーも教訓じみたお話だけど、ヒロインが受身に感じられて、じれったかった。でも、素敵な王子様がいるから無敵なのでした。それが御伽噺だといえば、確かにそうなんだけども。
この手の「可愛らしさ」は苦手だ。はまる人ははまるのかも。

ビビアン・スーって一体いくつなんだよー(笑)