なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

マッチポイント

2005年 イギリス 時間:124分 配給:アスミック・エース エンタテインメント
監督:ウディ・アレン 
出演:ジョナサン・リス・マイヤーズ/スカーレット・ヨハンソン/エミリー・モーティマー

シネリーブル神戸で鑑賞

「マッチポイント」オリジナル・サウンドトラック

「マッチポイント」オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ,エンリーコ・カルーソー,モニカ・クラウス,アリーダ・フェラリーニ,ヤネス・ロトリチ&イーゴリ・モロゾフ,ゲオルク・ティッヒ,スロヴァキア・ラジオ・シンフォニー合唱団,スロヴァキア・ラジオ・シンフォニー・オーケストラ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/08/09
  • メディア: CD
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映画の随所に流れるオペラやミュージカルのタイトルと内容とストーリー展開が重なっていくように見えて、あのエンディングで
本当にウディ・アランは嫌味なおっさんだわーと思った。これ、主人公が読んでいた「罪と罰」に繋がるのかしら?
小悪魔キャラのノラがクリスにいつまでもすがりつくのがかなり腹立たしい思いがした。その魅力を何故もっと自分の野心を成功させる
ために活かさないのか。それが彼女の弱さだと、実のところ、クリスの妻クロエの母親ノラは見抜いていたのかも。
なんと言うのか、一応成功したとは言えるクリスだけど、成り上がった故に何もかも欲しすぎる。捨てられない。反面、クロエの家族は
何が有益か見極めて切り捨てることができる人達なのね。あんなにご執心だったノラと簡単に終わらせることができるクロエの兄、トムもそうだったなぁ。いらないものには執着しない。これが上流階級の生き方なのか。
クリスはこれからどうなるんでしょ?自滅しそうだ。ノラは子供が授かったら、見切りそうな気がする。