なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

ジャスミンの花開く

2004年 中国 時間:129分 配給:日本スカイウェイ
監督:ホウ・ヨン 出演:チャン・ツィイー/ジョアン・チェン/チアン・ウェン
原作:スー・トン「婦女生活」

チャン・ツィイーが3世代の女性を演じているんだけど、とても薄っぺらくて観ているのがつらかった。何をしても、チャン・ツィイーなんだものよ。ジョアン・チェンがヒロインの母親をずっと演じているけど、そこには深みがあるのになぁ。
ストーリーは、DQNスパイラル「嫌われ松子」が3代続くと書けばわかってもらえるはず(笑)
ヒロインの自分勝手な性格と状況を読めないお馬鹿さ加減に辟易します。自分で不幸を呼んでいるのが自覚できないんだから。でも、この3人がお馬鹿さんだけど、それなりに時代に翻弄されたってことはよくわかるよ。気が強いのかもしれないのが、それを発揮される方向が間違ってやしないかってところが、ドキュンなわけですよ。なんかなぁー、そこが世間知らずなのか。と思ってみるけど。
あとさ、白いシーツに真っ赤な鮮血って演出を2回も使うの止めてくれないか。なんで2回も使うの?くどいってば。そういえば、ヒロインはみんな最初の男で蹴躓くんだよなー。
原作がどういう結末かわからないけど、ここで踏ん張って、商才を発揮して、財を成すってのがいいなぁ。それじゃ、花登筺だな。

チャイナドレスを着たチャン・ツィイーはとても可愛い。

2作品ともシネ・リーブル神戸にて鑑賞