なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

いぬのえいが

2004年 日本 配給:ザナドゥ 時間:105分
監督:犬童一心・黒田昌郎・祢津哲久・黒田昌樹・佐藤信介・永井聡・真田敦
出演:中村獅童伊東美咲宮崎あおい小西真奈美ほか

7人の映画監督が11のエピソードをリレー方式でつなげた作品。「いぬのえいが」のタイトル通り犬が当然わんさか出てくるので、犬好きならそれでOK。気を張らずに楽しめるので良いんじゃないかな。別に映画館で観なくてもいいじゃんって思う人は、家で楽しんだらいいって感じです。これは営業が随分楽なんじゃないのーってひっそり思ったり。私は「パグ」が画面いっぱいに映し出されるのを観たいが為に映画館で観ましたが、何か?

犬童一心監督は4つのエピソードを受け持っているわけだけど、その1つは別の監督が撮っているのを繋げているのかと思った程、違和感があった。ポチはずーっと病院の前で待っていたんじゃなかったのかー…

佐藤信介監督の作品がパグメインですよ。お散歩大好き!パグのコロとその飼い主の恋物語。コロの表情がユーモラスで抜けさくな感じが良いです。荒川良々が声をやっているのだけど、パグが声に合わせて演技しているかのようだよ。このオチが好きだなぁ。永井聡監督の「バウリンガル」も似たようなもんだったけど、何て言うのか善良なユーモアって味わいで好きだ。

でも、一番良く出来たのは黒田昌郎監督のアニメだと思う。一番シビアだったんじゃないかな。わんこ可愛い!だけじゃなかったとこが良いですなぁ。

レンタルが出たら、また見たいと思います。テレビで放映されても見ます。ただし、コロのエピソードはカット禁止でお願いしたい。コロ、最高にとんまでかわいすぎる。