なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

レーシング・ストライプス

2005年 アメリカ 配給:ワーナーブラザーズ 時間:102分
監督:フレデリック・デュシュー
出演:ブルース・グリーンウッド/ヘイデン・パネッティア
(声)ウーピー・ゴールドバーグ/ダスティン・ホフマン



うーん。正直「ベイブ」の2番煎じ感が強すぎる。動物たちの表情や仕草は可愛らしいし、彼らにかかわっている人達の設定もキャラも問題はないんだけど。やはり、シマウマはアフリカの草原を走ってこそのシマウマじゃないか、と。それを言えば、物語は成立しなくなるわけで、野暮なことを書いているとはわかっているんだけどね。

「ベイブ」でブタのベイブが牧羊犬を目指すってのは、割とスムーズに理解できたんですよ。だって、家畜なんだし。ストライプスもそうなんだろうけど、人間に鞭打たれて、サークルの中だけ走っている競走馬に果たして憧れるのだろうかねー?ということが一番に引っかかってしまうのですよ。馬ってそんなに簡単に心を許してくれないし、何といっても、人間を試すようなことをするしなぁ。とか、そういうことに引っ掛かりを覚える人は観てはいけない映画だと思う。

それはともかく、ホントにあれだけの馬をよく調教したものだと感心する。アメリカのエンタメの技術の高さにはびつくりです。圧巻はレースシーンです。ストライプスがむっちゃ飛ばしているので、すげーやー、シマウマってこんなにスピードの出る動物だったのねって思ったら、実はその逆で馬が遅く走っているのだそうだ。いやはや。

公式サイトのデザインはとても可愛いくて、好きだわ。
神戸国際松竹で鑑賞