なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

恋の門

2004年 日本 配給:アスミックエース 時間:114分
監督:松尾スズキ 出演:松田龍平酒井若菜塚本晋也ほか
原作:

恋の門 ハンディ版 (1) (ビームコミックス)

恋の門 ハンディ版 (1) (ビームコミックス)

公式サイト:http://www.koinomon.com/

シネ・リーブル神戸にて鑑賞

松田龍平のあほっぷりが観ていて面白かった。酒井若菜のヲタぶりもはまっていたと思う。
そして、意味なく豪華なキャスティングに唖然。会話のテンポや応酬も面白くあっという間に楽しい時間は過ぎていった。
「あー、久しぶりに面白かった!」と思った帰り道、ふと、結局何が言いたかったんだろうなぁと考えてしまった。やっぱり、松尾スズキは舞台で培った観客へのサービス精神がいかんなく発揮させていたとは思うが、そこに狙いをつけすぎて、肝腎の本筋が疎かになってしまったのは否定できないかも?
怒涛のギャグ連発の前半に比べて、後半は物語の展開がやたら早くて説明不足だと思う。そこらへんが原作ファンには不満があるのかもしれないと思う。わかっている人にはこういうことかと納得できるかもしれないけど、前知識なく観るとなんでこうなるのって思うところがあるような気がする。今は原作を読みたいなァと思っているところ。

ってことで、松尾スズキ好きというか「大人計画」ファンには充分楽しめる作品になっていると
思う。私は充分面白かった。なんか意味も考えずにバカ笑いしたいときに観るにはオススメします。