なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

上海ルージュ

1991年 中国・フランス 配給:KUZUIエンタープライズ 時間:109分

監督:張藝謀 出演:鞏俐,李保田 他

続けて見るとお腹いっぱーい。
なんかありがちな設定。30年代の上海。マフィアとその愛人。田舎から夢見て出てきた少年。マフィアの権力抗争。うーーん、映像は確かに綺麗なんだけども、それだけというのか。人物描写がとても浅いように思える。もしかして、投げやりで造ったんじゃないでしょうねー。大味な作品だ。
ただ、抗争の巻き添えを食ってしまった少年水生と母親を殺されてしまった採花は、これからはボスの子飼いにされてしまうわけで、また鞏俐演じた愛人のような運命を辿るかと思うと暗い気持ちにさせられる。

女性がコマの1つみたいに軽い扱いを受けるのが、もう気が悪いよ。それも2作続けてだと尚更だ。張藝謀って、もしかして女性を軽く考えていやしないか?