なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

読んだ

職場に9月から働き始めた男性がいるんだが、先週欠勤が続いている。

理由は、子供さん(中学生らしい)が嘔吐を繰り返しているので、傍についてやりたいとのことだそうだ。それを、毎回ショートメールで上司に連絡をしてくる。上司が電話を掛けてもワン切り。で、県外に進む彼の母親から「休みます」との連絡が入ってくるそうだ。「私が電話を掛けても、電話に出ないんです」謎過ぎる。

 

*【BOOK】桜木紫乃 俺と師匠とブルーボーイとストリッパー 角川書店

主人公の背中を押す、登場人物の言葉が沁みてくる。優しさはあっても、甘やかさないメンバーに何だか読んでいて励まされる小説だった。マジックとシャンソンとストリップって!そして、ゴンドラがあるキャバレーって!それにしても、カオスな余興ですなー。怖いものみたさで覗いてみたくなった。

そういや、バブルには結婚式場にゴンドラがありましたね。何だったんだろう。

 

俺と師匠とブルーボーイとストリッパー (角川書店単行本)

 

*【BOOK】光浦靖子 私が作って私がときめく自家発電ブローチ集 文藝春秋

*【BOOK】光浦靖子 50歳になりまして 文藝春秋

私が作って私がときめく自家発電ブローチ集50歳になりまして (文春e-book)

 

光浦さんの作るブローチは、みんな特徴をつかんでいて、かわいい。愛情にあふれている感じがする。そりゃ、ときめく自家発電だもの。

私はメルケル首相のブローチが欲しい。メルカリとかminneとかで売ってくれないかな。

併せて、「50歳になりまして」を読むのがおすすめです。

 

*【BOOK】水野梓 蝶の眠る場所 ポプラ社

事の真相が早く知りたくて、ページをめくるのがもどかしくなるほどの読ませる力は凄く強いと思う。ただ、真実を知ると、どうにも…贖罪という言葉をここにあてはめてもいいものなのか…。ちょっと都合が良すぎない?と思ってしまった。私は、もっと違う展開を想像していただけに肩透かしだったけど、エンタメとしては面白い。

 

蝶の眠る場所