なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

[美術館]国立国際美術館 ブリューゲル「バビルの塔」展

なんといっても、見どころはボスの作品が2点も観られるというところ。25点しかない残っていないらしいボスの作品を日本にいながら2回も観られるなんて。うれしいw 見せ方に工夫があって、摩訶不思議な世界観を楽しめた。なんというのか、今時というのか、時代が追いついたってこういうことなのか。それとも、周回したってことなのか。
ボス・リバイバルの作品も面白かったけれど、ボス超えはしていないなーという率直な感想。ただ、この世界が受けいられた時代だったのか。
そして、ベルギーはシニカルな人が多いのかしらん。
それから、満を持してブリューゲルの「バビルの塔」。実はずっと完成された塔だと思っていた。実に緻密に足場を組んだり、労働者が立ち働いていたり、船が出入りしていたするのが、わかる。細やか。世界観が確立していないと描けないなぁ。この作品には、間近で見る人のためのレーンが設けられていて、団子になって観るの嫌いだから、これがすごくよかった。気が済むまで観た後に、後方から全体図を観られるし。



バベルの塔」展を観た翌日、右目が結膜下出血を起こしました。見た目がまずいw グロですよ。いまだに赤目のままです。時間が掛かるとは言われたのだけど、気が滅入る。それはともかく、赤目でも外出しようじゃないかと思わせたのが、豊田市美術館ツィッターを毎日ストーカーのようにチェックするたびに、これは行くべきだと結論。ホントは泊りがけで行きたかったけど、諸事情で断念。高速バスを使おうとすると予約でいっぱい。大人の遠足だから、新幹線で名古屋へwしかし、指定席は取らないw 名古屋から地下鉄とか揺られて一路豊田市へ。
カルチャーショックというのか、名鉄の日よけって、サンスクリーンやシェイドじゃなくて、カーテンなんですね。バスかよ!と心の中で突っ込んでみた。そして、案内に沿って、てくてく歩き美術館へ。城址の上に立っている美術館なので、坂が半端なく急こう配です。どうも、遠回りすれば、ゆるやかな坂もあったのを知ったのは帰宅してから。