なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

浅倉卓弥 雪の夜話

雪の夜話

雪の夜話

主人公の職場で感ずる閉塞感はとても共感できる。そこから一旦離れて再度社会復帰というのか、自分を見つめ直すのに一役買う雪子の存在は、そこだけ小説から浮き上がっている感じがして、しっくりこなかったなぁー。ある程度の結末が冒頭から想像がつくだけに、もっと意外性のある展開を期待していたけども。そこいらへんも物足りない。
あまり、この世のものでない人とか死とかは簡単に書いたものは、もうお腹いっぱいだなぁ。