なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

ビヨンドtheシー〜夢見るように歌えば〜

2004年 イギリス・ドイツ 配給:ギャガ・コミュニケーションズ 時間:118分
監督:ケヴィン・スペイシー 出演:ケヴィン・スペイシー/ケイト・ボスワース/ジョン・グッドマン

シネ・リーブル神戸にて鑑賞(試写会)

感想後日

ビヨンド・ザ・シー~伝説のボビー・ダーリン(CCCD)

ビヨンド・ザ・シー~伝説のボビー・ダーリン(CCCD)

ボビー・ブラウンの一生を「いつみても波乱万丈」で取り上げたら、きっとこんな感じなのだろうなぁ。ホントに浮き沈みの激しい人生を太く短く生きた人で、それでも、そこにあったであろう確執はさらっと流して描かれている。私としては、そこんところを詳しく知りたいなァとか思ったけど、「思い出は月光のようなもの。好きに描いていい」ってことなのねぇ。周囲の関係者への配慮がなされていると言っても良いかも。

ケヴィン・スペーシーが4年間のダンスと歌の特訓をして臨んだだけあって、なかなかの美声を聴かせてくれる。でも、私はボビー・ブラウンを知らないので、似ているかどうか判断のしようがないけど、それはともかく懐かいミュージカル映画調に仕上がってる。

でも、ボビー・ブラウンは30代で亡くなっているはずなのに、実年齢のケヴィン・スペーシーとは随分年齢差があって、かなり違和感あり。でも、ボビー・ダーリンは実際病気のせいで老けて見られたらしいが、老けて見えるのと老けてるのは違うと思うんだけどなぁ。それだけ、思い入れが深いということなんだろう。ちょっと構成がわかりにくかった。


ボビーの子役がえらくこなれた演技をして、ダンスもばっちりなので感心していたら、7歳からブロードウェイに出演しているらしい。アメリカのショービジネス界の層の厚さを再認識させられるなぁ。