なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

サラの鍵

2010年 フランス 時間:111分 配給:ギャガ
監督:ジル・パケ=ブレネール 出演:クリスティン・スコット・トーマス/メリュジーヌ・マヤンス/エイダン・クイン

原作: タチアナ・ドロネ サラの鍵 新潮社

サラの鍵 (新潮クレスト・ブックス)

サラの鍵 (新潮クレスト・ブックス)

シネ・リーブル神戸にて

サラのその後の人生にあまりの衝撃で涙が逆に引っ込んでしまうほど。
甘い結末を用意しないのがフランス映画ぽいなぁーと思った。
だけど、そのせいか深い余韻が残った。

戦争はどこの国にも暗い傷跡を残すし、力のない人たちを翻弄していく。
その傷跡を冷静に検証していく力がある国は、すごいなぁと思う。
感情に溺れずに向き合える強さを感じた。