なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

酒井順子 甘党流れ旅 角川書店

甘党流れ旅

甘党流れ旅

活字で食欲を呼び覚ますのが好きなので、この手のエッセイは大好きだ。
多分、登場してくる甘味の写真が欲しいと思う方も多いだろうが、ここは自分で想像を膨らませて
未知なる甘味を楽しみたいもんです。
全国各地の有名無名の甘味が出てきて、御ひいきのお菓子が出てないとホッとしたり、つまらなかったり。
でも、流れ旅にふさわしいのは、その土地でしか食べられない保存のきかないものだ。
どこにでもあるけど、その土地に馴染んでいるもの。

今はなき「Olive」に掲載されていたお菓子屋ケンタのコラムを思い出した。
そういや、著者は「Olive」出身って言ってもいい人だったわね。