なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

ベルンハルト・シュリンク 逃げてゆく愛 新潮文庫

逃げてゆく愛 (新潮文庫)

逃げてゆく愛 (新潮文庫)

「朗読者」に感銘を受けて、引き続き読んでみた。
が、とても敷居が高い!と痛感。
大陸に住んでいる人たちと島国から出たことのない私とでは、価値観を始め、物を考える論理の出発点から
まるきり違うのだ、と思った。これは、カルチャーショックというよりも、何かもっと深いところからの
衝撃を受けたよー。いや、小説は別に哲学的ってわけではないし、面白く読めたのだけど、
このオチで笑うのかーとか(笑)これは笑うところじゃないの?どうなのよ?と周囲を見回したくなるような
自分がどうなのかと思ってしまったのですよ。
ドイツモノは簡単には手が出せませんな。