なんてつメモ

どうってことない日々のあれこれ

観た

*【MUSEUM】西宮市大谷記念美術館 佐藤健寿展 奇界/世界

http://otanimuseum.jp/index.html

西宮市大谷記念美術館の「佐藤健寿展 奇界/世界」へ。

kikai.org

地球は不思議に満ちているなぁーとつくづく思った。

世の中には一定数、オブジェを作り続けている人が存在する。アートとして認められるのか、トンデモ扱いされるのか、その境目はなんなんだろう。熱量は変わらないのに。というか、その熱量の源ってなんだろう。写真の数々はもう何故の嵐であふれている。地球の最果てみたいな土地へ出向いて、防護マスクまでして撮ってくる佐藤氏も相当である。動画で見ると、荒涼とした生物が生息するのか思われるような土地で、生活を営む人がいて、そこで写真を撮る佐藤氏がいる。その画像がとてつもなくシュールである。世の中を知った気でいてはいけないなぁと思ったのだった。

それにしても、中国の建物やテーマパークは恐れ知らずである。この国は、畏怖という言葉が存在しないのか、それが怖い。

秋田のキリストの墓の周りで盆踊りを踊っているのが、なんだかもう、日本の象徴みたいな風景。多分、外国の人から見たら、どうしたらこうなるのか?と思うのだろうなぁ。でも、至って真面目なのである。おちゃらけでやっているのではない。みんな、自分が基準に思っているけれど、意外と基準から外れているんじゃないかとすら思えてきた。こんな世界が楽しめるのは平和なんだなぁ。いやぁ、面白かった!

図録を買うと、ポスターがもらえるらしいですよ。

 

大谷記念美術館のお庭はとても美しい。そして、岡本太郎の作品を観るのも、この美術館に行く楽しみの一つでもある。

夙川では鯉のぼりが泳いでいた。

帰りに、東遊園地へ寄って、安藤忠雄が設計・寄付したという「こども本の森 神戸」を外から眺めた。東遊園地の一番南側なのね。

kodomohonnomori-kobe.jp

東遊園地をどんなふうに変わるのだろう。神戸市の再開発事業って不安しかない。

東遊園地の良さって、何にもないところだと思っているのだけど。

 

絞り優先で写真を撮ってみたら、明るさ調整で失敗した…あんなに明るい空の下で撮ったのに…